『Web Meister』 はXMLに基づくアーキテクチャーで開発
『Web Meister』はこの4点を開発コンセプトとして開発いたしました。
そのため、以下のような特長を持っています。
『Web Meister』のインターフェースは、「マニュアルを必要としない使いやすさ」というコンセプトのもと開発されています。オフィスが扱えるスキルがあれば、コンテンツの編集は簡単に行なうことができます。
基本画面はメールソフトのように3つのエリア(3ペイン構造)から成り、公開されているページデザイン上でコンテンツの編集が行えるWYSIWYG エディタ(見たままのものが反映される)や、リッチテキストエディタによってHTML の知識がなくてもワード感覚でリンクやテーブルを挿入するなどコンテンツの編集を行うことができます。
コンテンツを効率的に管理することを考えると、ページという括りに依存して管理されるのは好ましくありません。よりコンテンツの要素を分解して管理する必要があります。『Web Meister』 のテンプレートは分解されたXMLモジュール単位で構成、ページ構成のルールを管理しています。ページ作成時にIAが設計した情報設計をURLごとにルール化されたテンプレートとして自動生成します。ローカルメニューやパンくずリストが自動生成されますのでページ単位でテンプレートを設定する必要はありません。このようにコンテンツを構造化することによって、SEO(検索エンジン最適化)やアクセシビリティを考えたサイト構築が可能になります。
XMLは、人間だけではなく、コンピュータにとっても理解しやすい言語なので、Webだけに留まらず様々なフォーマットや分野での活用が期待されています。
『Web Meister』は、情報資産を効率よく、汎用的に管理できるようにXMLをベースに開発しています。RSSフィードによって、更新情報をより早くユーザに伝えることができるのは勿論のこと、Flash、AjaxなどのXMLデータ管理、他のサイトやデバイスとの連携(シンジケーション)を考えたWebサイトの構築が可能です。
『Web Meister』はコンテンツをXML、IA(情報設計)をXSLTで管理し、主にXHTMLに変換してWebサイトを構成しています。Webサイトのユーザインタフェースとコンテンツは完全に分離した構成となっています。そのため、PC、携帯、スマートフォンのワンソースマルチデバイスサイトを制作するのも容易です。PCサイトから携帯サイトへの移行は、コピー&ペーストでできあがります。また、Flash、AjaxなどHTML以外のXMLデータをそれぞれのユーザインタフェースに合わせて管理し、追加・更新を行うことも可能です。
IT産業の発展、ビジネスやサービスの多様化や国際化によって、企業が管理する情報はますます複雑になってきています。
『Web Meister』は、複数のドメイン、複数のホスト、複数の言語(ランゲージ)を管理することができます。グループ企業やグローバル企業において、すべての情報を一元管理したい場合や、複数のサイトを統一されたガイドラインで管理する場合に適しています。
また、インターフェースにおいても日本語版と英語版の2ヵ国語に対応しており、ユーザーごとに選択することができます。
効率的な共同作業の環境は、明確な役割と責任定義のうえに構築されるものです。
『Web Meister』は、J-SOX法に対応するワークフロー・承認フロー、履歴管理機能を備え、内部にWeb制作の知識がある方がいない場合でも信頼性・機密性の高いニュース配信を行うことができます。