HTML5 CMS - Web Meister(ウェブ・マイスター)は、2004年、W3C(World Wide Web Consortium)のホスト機関である慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス(SFC)Webサイトへの導入のため、株式会社サイズ創設メンバーによって開発されました。XML(Extensible Markup Language)と XSL(Extensible Stylesheet Language)という標準技術をベースに Java アプレット上で動作します。
「W3C全体の流れとして、統一的な表現としてXMLに基づくアーキテクチャーを利用することが決まっているほか、今後は、Semantic Web(メタデータの付与)が重要になってくる。一方で、HTMLが普及した理由には、簡単だからという要素がある。XHTML、XMLと記述が複雑になり、さらにメタデータを記述せよと言うのであれば、シンプルに記述できる方法の提供が重要だ。 」
2001年11月29日W3C 技術カンファレンス W3C Day 慶應義塾大学 W3C副議長 斎藤信男氏
『Web Meister』はこの4点を開発コンセプトとして開発いたしました。
xyz(サイズ)では、Webサイトの戦略立案から設計・制作、デザイン、コピーライティング、そして運用更新まで、Web制作に関する上流工程から下流工程まですべての業務領域をカバーし、数多くWebサイト構築の経験を培ってきました。「Web Meister」は、その経験から生まれました。
Webサイトの制作は、戦略フェイズ、企画・開発・制作フェイズ、運用・検証フェイズ(図参照)からなり、単にCMSを導入しても、目的や方向性、運用体制にあったWebサイトを構築することはできません。Web制作のプロがサポートをしながら、CMSを導入していくことが、効率的に機能するWebサイトを構築するコツといえるでしょう。『Web Meister』は、Web制作におけるプロが導入を手助けすることを前提に開発されていてます。プロによって構築されたしっかりした土台(構造)の上で、日々のコンテンツ運用が行いやすいように設計されています。
ドイツにおけるマイスター制度とは 手作業による仕事の伝統を維持し、後継者を育てるための制度のことです。「Web Meister」はWebサイト構築の技能と理論を完全にマスターし、Webサイトを維持し発展させるCMSでありたいという思いよりネーミングいたしました。また、ロゴにモチーフとして使われているグーテンベルグ文字には1447年に発明されたグーデンベルグの印刷機のように情報化社会に変革を起こすような製品でありたいという意味もこめております。