(株)サイズ、CMS「Web Meister 2」 によるOfficeファイルからWeb標準に準拠したXHTML 自動生成 サービスをSaaSで提供開始
2009年7月24日
株式会社サイズ(本社:東京都渋谷区、代表:糟谷 博陸、以下 サイズ)と株式会社デジタルコミュニケーションズ(本社:東京都港区、代表:福重 青史、以下 デジタルコミュニケーションズ)は、サイズが開発・保守を行うCMS「Web Meister 2(ウェブ マイスター2)」とデジタルコミュニケーションズの「既存Word変換コンバータ」によって企業に存在する大量のMicrosoft Word(以下Word)やMicrosoft Excel(以下Excel)などのOfficeファイルをWeb標準に準拠したXHTMLに自動生成するWebパブリッシングサービスをSaaS (Software as a Service)で提供開始しましたのでお知らせいたします。

Webパブリッシングサービス内容
「既存Word変換コンバータ」と「Web Meister 2」を導入いただいていない企業・方のためにSaaSでの提供を開始いたします。プレスリリース、製品情報、マニュアル、FAQ(よくあるご質問)、店舗情報等、Word やExcelファイルでは大量に存在するけれど、Webサイトには公開していなかったコンテンツ、もしくは公開しているけれども多額の費用をかけて制作していたコンテンツを、CMSを利用し、安価かつ短期間でWeb標準に準拠したWebページ(XHTML)にすることができます。
ご用意いただくもの
・Word 、Excelファイル
・XHTMLテンプレート、CSS(オプションとして弊社で制作可能)
・XHTMLコーディング仕様書(弊社指定のもの)
上記を設置後、数日中に「Web Meister 2」の管理画面上でWebページの確認・修正・公開を行うことができます。
- Webパブリッシングサービス
Webパブリッシングサービス費用
初期ライセンス費用 | 100,000円(キャンペーン期間中無料) |
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CMS設置費用 | 50,000円 |
XHTMLテンプレート、CSS設置費用 | 50,000円 |
XHTML自動生成 1ページ | 3,000円~(100ページ未満) |
2,000円~(100ページ以上) | |
オプション | |
Web標準XHTMLテンプレート・CSS作成 | 20,000円~(1テンプレート) |
画像加工 | 実費 |
※上記は税抜き価格となります。
Webパブリッシングサービス開始の背景
WordをはじめとするOfficeファイルはHTML、XMLとして保存した場合、構造化されていない独自仕様のHTML、XMLとして保存されるため、これまであまりWeb制作の現場において使われることはありませんでした。
デジタルコミュニケーションズが保有する「既存Word変換コンバータ」はその問題を解決し、構造化された汎用的なXMLとして保存されます。文書の定義づけを行い、構造化されたXMLを生成し、「Web Meister 2」にXMLをインポートすることで、構造化されたXMLとXHTMLを「Web Meister 2」上で管理できるようになります。
「既存Word変換コンバータ」と「Web Meister 2」を連携させることにより、半自動でWeb標準に準拠したXHTMLを生成することができるため、コンテンツが大量であればあるほど手作業と比較して圧倒的な構築時間・費用の削減を行うことができます。
これにより、プレスリリース、製品情報、マニュアル、FAQ(よくあるご質問)、店舗情報等、Word、Excelでは大量に存在するけれどもWebサイトには公開していなかったコンテンツ、もしくは公開しているけれども多額の費用をかけて制作していたコンテンツをCMS を利用し、安価かつ短期間でWeb標準に準拠したWebページ(XHTML)にすることができます。
*1(図中) ExcelファイルのXMLへの変換は「既存Word変換コンバータ」は介さずに行います。別途、列ごとにXHTMLタグを定義する必要があります。
背景
「Web Meister」 は、W3C(World Wide Web Consortium)のホスト機関である慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス(SFC)に導入するために2004年に開発されました。※1そのため、W3Cが提唱するXMLに基づくアーキテクチャーで開発を行い、ユーザインターフェースとコンテンツの分離、コンテンツの構造化を実現しています。
学校法人Webサイトには多種多様なユーザが訪問するため、Web標準に基づく高いユーザビリティ、アクセシビリティが必要となります。「Web Meister」は元々の構造からWeb標準に則しているので容易に実現可能です。
さらに、マニュアルを必要としないインターフェースの操作性により、オフィスが扱える方であれば誰でもコンテンツ更新ができるようになっています。大勢の事務員による大量のコンテンツを更新するには必須の要素であり、学校法人Webサイトには最適なCMSであると言えます。
※1:Web Designing 2011年6月号毎日コミュニケーションズ特集1<Webクリエイティブの10年−記憶に刻むべき21世紀最初のディケード−誌面を彩ったサイトで振り返る10年「あらためて振り返る、“新しさ”を作りだしたサイト」>に慶應義塾大学 湘南藤沢キャンパスサイトが掲載され、「CSSを実装し、スイッチでデザインを切り替えられる仕組みを採用して話題となった。CSSレイアウトの利点を目で見える形で示した日本で最初の試みだと言ってもいい。」と記載されています。
株式会社デジタルコミュニケーションズの特長
デジタルコミュニケーションズは、Contents Multi-Distributorとして、XML技術による開発でビジネスをトータルサポート。
Contents Multi-Distributorとして目指す方向
* 業種・業務を問わない企業内の電子データ、DTPデータ、ドキュメント類を、XMLデータベースを介して、各種電子データ・デバイスへ変換・配信するためのXMLツール、ソリューションの提供を行います。
* 世界標準(XML)、デファクト標準ソフト(MS-Office製品)の構成による安価なトータルシステムの提供を行います。
* Webコンテンツ制作コスト、印刷コストの大幅な削減ソリューションを提供します。
* 各CMSベンダーと協力し、単なるドキュメント管理からMulti-purpose CMSへと変化している業界に対して、これまでの実績とノウハウを集結したコンサルテーションの提供を行います。
関連情報
<株式会社サイズ 会社概要>
本店所在地:東京都渋谷区神宮前6-35-3 コープオリンピア704
代表者:糟谷 博陸
設立年月日:2008年7月1日
ウェブサイト:→http://www.x-yz.co.jp/ →http://www.web-meister.jp/
資本金:900万円(2009年6月末現在)
<株式会社デジタルコミュニケーションズ 会社概要>
本店所在地: 東京都港区芝大門1-1-33 三洋ビル2F
代表者 : 福重 青史
設立年月日: 1998年1月22日
ウェブサイト: http://www.sgml-xml.jp/
資本金 : 9000万円(2009年6月末現在)