CMS - Web Meister - コンテンツマーケティングシステム

国立音楽大学 様 [MARS QUALITY Webサイト品質ランキング 10位]

創立以来80年以上にわたり「良識ある音楽家、教育家」の養成という教育・人材育成目標を掲げ、各時代における音楽文化を担う人材を多数世に送り出してきた国立音楽大学様の公式サイトへの導入事例を紹介します。

リニューアル以前の問題点

国立音楽大学

2002年に全面リニューアルを行い、機能と内容の充実を図りながら学内で運用を行っていましたが、各部署ごとでのページ修正や追加が積み重なったため、目的やターゲットが不明確になり、ユーザビリティやアクセシビリティが低下していました。また、文字情報中心のコンテンツは、シンプルではありますが、「国立音楽大学らしさ」を表現できているとは言えず、ブランド・アイデンティティをどう表現するかという課題を抱えていました。

これら長期的な視点で取り組むべきブランド・アイデンティティの活性化と、更新性と利便性の改善を図るために、コンテンツの整理統合とCMSの導入を検討する必要がありました。

改善ポイント

国立音楽大学メインエリア

今回のリニューアルでは、『ヒト・モノ・コト』のアンサンブル」をコンセプトに、これまでの内容を整理し、よりわかりやすいサイト作りを目指しました。『ヒト・モノ・コト』のコンテンツをより多く発信できる仕組みが必要だったため、国立音楽大学様の各部署で積極的にCMSを活用していただけるように、できるだけ複雑なオペレーションを排除し、適切な操作性を確保しています。また、大学サイトの特性に考慮した情報設計やコンテンツの一元管理を実現しています。

FlashやAjaxのファイルデータをCMS上で管理、自動生成

演奏会・イベント情報ページ自動生成の仕組み
演奏会・イベント情報ページ自動生成の仕組み

TopページメインエリアのFlashや、演奏会・イベント情報ページのAjaxなどのファイルデータ(XML)をCMS上で管理し、XMLやHtmlを意識することなく、管理画面から編集が可能です。これによって、今まで専門的な知識を必要としたFlashやAjaxのコンテンツの追加・更新が誰でも簡単にできるようになりました。

カテゴリ別とユーザー別に導線を確保

大学サイトの場合、カテゴリ別に情報を分類するだけでなく、受験生、在学生といったユーザー別に情報を分類する必要があります。ユーザー別からカテゴリ別に、リンクを貼ることで簡易的な対応しているサイトが多いのですが、閲覧の流れが遮断されるという問題がありました。 Web Meisterでは、ディレクトリ、ページ、モジュール単位でコンテンツの共有化ができ、一元管理することが可能です。これにより、「受験生・保護者」「指導者」「卒業生」「在学生」ごとに適した導線が確保されています。

PCサイト→iPhoneなどスマートフォン、携帯サイトへのワンソース・マルチデバイス

Web Meister & roundaboutのサービス概念
Web Meister & roundaboutのサービス概念

Web Meisterとシンメトリック社の携帯コンテンツ変換ソリューション「ラウンドアバウト」と連携させることにより、スマートフォンをベースに作成したサイトから、3キャリアで稼働中の全ての携帯端末に対応した携帯サイトを生成しています。PCサイトからのページの移行は、コピー&ペーストで簡単に行うことができ、これによりワンスース・マルチデバイスが実現されています。

ファイルアイコンの自動生成

サイト内リンク、外部リンクなどのリンクターゲットや、PDF、エクセル、ワードなど、多くのファイル形式を管理する必要があったため、リンクターゲットや拡張子を自動判別させて、リンクを設定するだけで、それぞれに合ったアイコンが自動で表示されます。

デザインテーマ

国立音楽大学

ブルーを基調色に、国立音楽大学の歴史と伝統と先進性の融合を目指しています。メインエリアの躍動感ある動きや3Dによる奥行きのある演出で先進性を表現しています。サイト内の装飾やボタンなどのパーツにおいて、過度な表現は避け、ディテールの細かさを追求することによって、気品のある伝統美を表現しています。
また、CMSで運用・更新ができるように、ほとんどのテキストがデバイスフォント(ローカルPCにインストールされているフォント)で管理されており、できるだけ美しいフォントセットで表示されるように配慮されています。

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