コンセプト
CMS「Web Meister」は、2004年に、W3Cのホスト機関である慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス(SFC)Webサイトへの導入を目的として、株式会社サイズ創設メンバーによって開発されました。
ユーザインタフェースは「マニュアルを必要としない操作性 」をコンセプトに開発しています。HTMLの知識がなくても、オフィスソフトの操作が可能な方なら、誰でも簡単にコンテンツの作成・編集を行うことができます。
Web Meister Gでは基本機能はそのままに、JavaScript技術をユーザインタフェースに採用。プログレッシブ ウェブアプリ(PWA)として開発しました。HTML Living Standard対応が可能な静的CMSです。
「Web Meister」名前の由来
ドイツのマイスター制度は、手作業による仕事の伝統を維持し、後継者を育てるための制度です。「Web Meister」のネーミングには、Webサイト制作の技能と理論を完全にマスターし、制作から運用までを継続的にサポートし続けるCMSでありたいという思いが込められています。
また、ロゴにモチーフとして使用しているグーテンベルグ文字には、1447年に発明されたグーテンベルグの印刷機のように、新たな価値をもたらす製品でありたいという願いがこめられています。
W3C の理想を体現する CMS - Web Meister
Web Meisterは、以下の4点を開発コンセプトとしています。
- HTMLを知らなくても編集ができる、マニュアルを必要としない操作性
- Webサイトのユーザインタフェースとコンテンツの分離
- 最小単位(見出し、本文、画像の1セット)で構造化されたコンテンツの管理
- XML、JSONのインポート、エクスポートによる外部連携
このコンセプトに基づき開発しているため、新しい規格に対応するためのアップデートが容易です。HTML Living StandardにHTMLの規格が進化しても対応が可能な静的CMSとしてWeb Meisterは進化を続けています。
マニュアルを必要としない操作性
基本画面は、メールソフトと同じ3ペイン構造を採用しており、コンテンツの編集や変更が簡単に行えます。また、公開されているページデザイン上でコンテンツの編集が可能なWYSIWYGエディタや、リッチテキストエディタによって、HTMLの知識がなくても感覚的に操作することが可能です。
CMSで編集する際の最初のハードルは、自分が編集したいページがどこにあるのかを見つけることです。しかし、Web Meisterでは、ページツリーから目的のページを簡単に見つけることができます。
Webサイト制作のプロがつくったクオリティを管理
xyz(株式会社サイズ)では、Webサイトの戦略立案から設計・制作、デザイン、運用・更新まで、Web制作に関する上流工程から下流工程まですべての業務領域をカバーし、数多くのWebサイト制作の経験を培ってきました。
「Web Meister」は、その経験とノウハウを活かして開発した、誰でも簡単にWebサイトを制作できるCMSです。
Webサイトの制作は、戦略フェイズ、制作フェイズ、運用・検証フェイズの3つのフェイズからなります。
CMSを導入しても、目的や方向性、運用体制にあったWebサイトを制作するには、Web制作のプロによるサポートが不可欠です。
「Web Meister」は、Webサイト制作のプロが導入を手助けすることを前提に開発されました。プロによって制作されたしっかりした土台(構造)の上で、日々のコンテンツ運用が行いやすいように設計されています。
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